産後ケアはこれからの分野
これまで、出産は無事に赤ちゃんを産むという部分がクローズアップされ、どちらかと言うと「ゴール」の認識でした。
その後のスタートは「子育て」となり、お産という大事を成し遂げた母親の「産後」は日常に紛れてしまっていました。
しかし、産後の母体には、身体(骨盤の開放・胎児や胎盤の排出・外陰部の損傷)や心(ホルモンバランスの変化・育児への不安・パートナーシップの変容)のケアが必須です。
産後ケアを母だけでなく、夫婦・親子・家族・地域・社会のものととらえ、経過時期と状況に即したケアができる人材が、今後ますます求められます。
えん・プロでは、
・日本の産後を支えるセラピスト・シッター・医療関係者などの従事者
・当事者である、母親、父親、そして身近な家族(祖父母、きょうだい、親戚など)
・社会として当事者を支援する企業・地域住民
などに向けての、産後の養生の重要性を共有するセミナーの開催を予定しております。