みまもりリフレの一つ目の特徴は、「ご自宅にスタッフがお伺いすること」。
近年、家事代行や介護サービスなど、利用者様のご自宅に伺うサービスが増えてきました。
また、子育て支援として、児童館や公民館などでのママヨガ、3ヶ月児のいるママの会、など子供を連れて出かけて受けるサービスも増えてきました。
でも、子育て支援において、ご自宅に担当者がやってくるというサービスは、まだまだ本当に少ないのです。
産後まもない女性は、なかなか外に出向くことが出来ません。
私が出産後、初めて外出らしい外出をしたのは、確か3ヶ月近くたってからでした。
出産から数日は入院、その後帰宅しても、産じょく期と呼ばれる産後3週間は、家事をせずお布団に横になって、安静にしていることが求められます。
安静にし、場合によっては、実家や義実家の手伝いなどがある産じょく期ですらも、昼夜問わずおっぱいやミルクを求める赤ちゃんに付きそうことで、ママの体力も気力も限界。
そんな五里霧中の産じょく期が過ぎても、首が座らず生活のリズムが安定しない2ヶ月の赤ちゃんとの生活では、日々の暮らしがやっとです。
そんな時、自分の身体のケアや睡眠時間の確保に、赤ちゃんと大荷物を抱えて電車に乗ってサロンにいくのは、正直至難の技。
だからこそ、みまもりリフレはご自宅に伺います。
パジャマにスッピンのまま、赤ちゃんと我が家でスタッフの到着を待つだけ。
タオルも毛布も、お茶ですら用意しておく必要はありません。
親族や友人、同僚などが訪問する場合、ママによっては気遣いをしすぎてしまう人もいます。
また、医療従事者による訪問は、行政によって手配されていますが、医療のプロフェッショナルとしてやってくる助産師さんの目的は、ママを癒やすことではありません。
赤ちゃんの体重を計測し、母体の状態を確認し、相談されたことに助言をするのが、彼女たちの役目。
これはこれでとても大切、なくてはならない取り組みですが、それだけではダメなのです。
気兼ねなく、自分自身がお客様として大切に扱われる。
ゆっくりとした時間の中で、安心して休息を取れる。
不安や悩みを、指導されたり助言されたりせずに、ただ聞いてもらえる。
産後ママに必要なのは、そんな心と体の休み時間です。
私たちは、産後ケアが叫ばれるようになった今の日本でも、まだまだ手が届きにくい、産後3週間から8週間(2ヶ月)にこそ、ママの休養は必要だと考えています。